ミシシッピ州の米作付面積、価格上昇

一年前に比べて米の作付面積が増え、価格も上昇した。

2023 年 6 月 7 日

通常コメを栽培しているミシシッピ州の生産者は、昨年コメ栽培を休止していたが、今年はコメ栽培に復帰した。

ミシシッピ州立大学普及サービスの米専門家ハンター・ボウマン氏は、州内の生産者が11万9000エーカーの米を植えたと語った。これは2022年に植林される84,500エーカーを大きく上回っている。

「昨年、大豆の市場価格が良くなり、米に使用される肥料の価格が高かったため、多くの生産者が大豆に切り替えました」とボーマン氏は語った。「今年は肥料価格が横ばいになった。安くはないが、それほど高くもない。昨年は米が豊作だったので、今年は多くの生産者が戻ってきた。」

作物の98％は植えられており、いくつかの畑は再植えを待っています。ボウマン氏によると、乾燥して固まった土壌のため一部の米の出芽が妨げられ、他の畑の一部は除草剤の漂流で被害を受けたという。

米国農務省が発表した5月21日の作物進捗状況報告書によると、作付率は過去5年間の平均である86％を大幅に上回っている。報告書はまた、作物の91%が良好またはまあまあの状態にあり、6%が優れており、わずか3%が不良であると推定している。

ボーマン氏は5月23日、「ほとんどの水田で困難な部分は終わった」と述べ、「来週には田んぼのかなりの部分が浸水し、最初の窒素肥料が投与される予定だ」と語った。

その後、生産者は昆虫を探し始めますが、ボウマン氏は昆虫が少なくとも迷惑になると予想しています。

「私たちが昆虫や病気に関してどのような問題に直面するのかを正確に知る方法はまだありませんが、暖冬だったので、おそらくいくつかの昆虫の問題が発生するでしょう。ただ、昆虫の数を減らすほど寒くなかっただけです」それだけの数だ」とボウマン氏は語った。彼はストーンビルのデルタ研究普及センターに拠点を置くミシシッピ州農林試験場の研究者でもある。

エクステンションの昆虫学者は毎年、道端や農作物の近くの並木を偵察して、どのような昆虫が問題になっているのかを把握しています。

「私たちの昆虫学者が畑の周りの道端や並木で調査を行っていることは知っています。私に伝えられた情報によると、今年はイネカメムシが私たちにとって問題になる可能性があります」とボーマン氏は語った。

MSUエクステンションの農業経済学者ウィル・メイプルズ氏は、現在の価格見通しは前向きで、長粒米の全国平均農場価格は100重量あたり15ドルと予想されると述べた。これは2022年のハンドレッドウェイトあたり16.90ドルから下がっている。

「価格は昨年より下がると予想されているが、それでも2年前よりは高い」とメイプルズ氏は語った。

今年の価格下落はさまざまな要因が重なった結果だ。

「この価格下落の主な要因は供給量の増加であり、作付面積の増加により生産量は20％増加すると予想される」とメープルズ氏は述べた。「昨年は投入コストの高さにより米の作付面積が制限されましたが、コストが徐々に下がってきたため、2023年には作付面積の拡大が見込まれます。

「2023年にはコメの需要が増加し、国内での使用と輸出が増加すると予想される。しかし、南米諸国との競争が続くことで、米国の長粒米の輸出機会は制限されるだろう。」

出典: ミシシッピ州立大学エクステンションサービス

スーザン・コリンズ・スミス

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